カキお好み焼きってどんな味???

お好み焼きにカキを入れると・・・・
瀬戸内の海のミネラルをいっぱい含んだ日生の特産のカキのジューシーな風味が、お好み焼きの中にいっぱい詰まって、一口食べると口の中にカキのエキスがぱーっと広がり、その瞬間あなたはそのとりこになってしまうでしょう。

日生独特の焼き方「日生焼き」


(注)2003年撮影
広島風でも大阪風でもない
日生のお好み焼きは、山盛りの千切りキャベツにトロトロの生地をサッと混ぜて、パァーッと鉄板に広げて焼きます。
キャベツの甘みとモッチリした食感が楽しめます。
日生には20軒ほどお好み焼き屋さんがあり、カキオコ(カキお好み焼き)が食べられます。
焼き方はそれぞれの店で工夫があり、食べ歩いてみるのも楽しいです。

産地ならでは、新鮮なカキが山盛り!!

日生ではカキは身近な食材。どんな料理にも使われます。
特にお好み焼きに相性バツグン。ジューシーな風味が口の中に広がります。
日生のカキは鉄板の上で焼いてもすぐには縮みません。
これは、新鮮な証拠。焼いたらすぐ小さくなるカキは、搬送中に余分な水分を吸収しているからです。
お好み焼きの他にも、カキ入りの焼きうどん、ネギ焼き、野菜炒め等々、お店ごとにいろいろあります。

日生ってどんなところ???


日生町観光協会
岡山県の南東端で、兵庫県赤穂市に隣接する古くからの漁師町です。
特産物は瀬戸内の新鮮な魚介類と近くお島々でとれるみかんなどがあります。
大阪からはJR山陽本線・赤穂線で約2時間半、岡山からはJR赤穂線で約1時間で着きます。

日生の「おねえさん」


(注)2002年撮影
どこの店にも見事な日生弁を使いこなしながら、これまた見事なコテさばきでお好み焼きを焼き上げる「おねえさん」がいます。
お好み焼きを食べながら、日生弁を教えてもらいましょう。
※注意:日生では大人の女性は何歳でもおねえさんと呼ばれます。決して「おばさん」とは呼ばないように気を付けましょう。

日生のまちは天然迷路

漁村が発展したこのまちは、海辺から山の中腹まで、細い路地の両側に家々が折り重なるように建ち並び、まるで長い歴史の中で、自然に出来た巨大迷路。
カキお好み焼きを食べたあと、探検してはどうでしょう。