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知らない2006
  江端恭臣 詞060624 曲060813

試作版を聴く(クリック



電車の中コンビニおにぎりの包み紙 無造作に足下に 君は捨てた

その包み紙は遠くの町まで運ばれて行き 遠くの町を汚すことを 君は知らない

飲み干したペットボトルを川の流れに向かって 力一杯遠くへ 君は投げつけた

そのペットボトルが30年後の海に ただよっていることを 君は知らない

捨てられたものは何 波の中さまよっている

そんなことは知らないと君は言うけれど 君が捨てたものは大切なものなんだよ

そんなことは知らないと君は言うけれど 自分の中にある 心のことなんだよ



友だち同士2人向き合って話している 急に一人黙り込んで 携帯取り出した

メールをちらっと見て一人ごと言った後は 顔も上げずに返事をはじめた

残された友だちは一瞬外を見て すぐに携帯取り出してメールをはじめた

途切れた会話は一体どこへ行ってしまったのだろう 2度とつながらないことを 君は知らない

途切れたものは何 風の中ゆれている

そんなことは知らないと君は言うけれど 君が切ったものは大切なものなんだよ

そんなことは知らないと君は言うけれど 二人を結んでいた心の糸なんだよ



本当のこと知らないと言う  君の心は 本当かい

そんなことは知らないと君は言うけれど 自分の中にある 心のことなんだよ