(1日目)岡山駅集合→吉備路玉豆腐(総社市)→ひるぜん焼そば(真庭市)→
津山ホルモンうどん(津山市)→奥津温泉(鏡野町)泊 |
吉備路五重塔
吉備路もてなしの館 |
まず、1日目は、快晴の吉備路・五重塔から。NPO吉備路工房「ちみち」の玉豆腐応援隊の皆さん7名と合唱団メンバーで「おめでた」のためツアーに参加できないジェニーちゃんと合流後、五重の塔の真ん前で撮影開始。観光シーズンなら、こんな眺めのいいところでこんなことをやってていいのかなあ・・・と思うほどのロケーションでしたが、冬のためお客さんが少なくて、気にすることなく撮影が出来ました。時折ジョギングの人たちが我々のやっているグルグルソングの手話振付の真似をしながら走り去って行きました。玉豆腐応援隊メンバーの皆さんは、若くて元気がよくて、空も真っ青でとてもさわやかでした。
野外撮影の後は、「吉備路もてなしの館」で玉豆腐を使った「古墳ぜんざい」をいただきながらグルグルソング。ぜんざいに入るおもちの替わりに丸い豆腐が入っているのですが、これがつるっと食べられて、甘さも控えめでとてもヘルシー。これなら、お年寄りでも安心してぜんざいが食べられると関心しました。
天気も味も、さわやかなスタートとなりました。 |
ヒルゼン高原センター
蒜山高原 |
次に一行は、高速道路で一路蒜山高原へ。高速を降りるとそこはホンマモンの銀世界。道路には雪がないのですが、道の両側は1.5m程の雪の壁。でも空は青空。なにせ、カキオコ合唱団が誇る「晴れ女4人衆」がツアーの仲間。途中、蒜山ワイナリーでワインの勉強(試飲)を軽くした後、撮影場所のヒルゼン高原センターへ。驚いたのは人の多さ。こんな雪の日に、駐車場は満車に近い状態。蒜山高原は夏の観光地だと思っていたのですが、年中観光地だということがよくわかりました。さすが、岡山県第2位の観光地。(第1位は倉敷)
ここで出迎えてくれたのは、「ひるぜん焼そば好いとん会」のメンバーの亀山1号さんと2号さん。さっそく、高原センターでひるぜん焼そばをいただく。鶏肉と濃厚な味噌ダレが特徴。みんなお腹が空いていたので、撮影中を気にせず素直においしそうに食べる。で、野外はどこで撮影しようかということで眺めがいいところで思いついたのが、スキー場。駐車場のおじさんが、「何しにきたんじゃろー?」と不思議がる中、女性陣からは「日焼けするから早く終わって!」と言われながらグルグルソング。
(好いとん会事務局長の亀山1号さんは、夜の「奥津温泉」にも参加されました。) |
津山城
お好み焼・三枝 |
また高速道路を使って、今度は県北の城下町津山へ。お城の近くで、津山ホルモンうどん研究会の鈴木代表と明楽事務局長が出迎えてくれる。この二人、本当に忙しいのに、付き合ってくれて、一緒にお城の前でグルグルソング。動きがぎこちないながらも、さすが“ミスターホルモン”の鈴木さんがグルグルをやると絵になる。
で、今度は「お好み焼・三枝」さんへ。三枝さんとは、イベントでも顔なじみのため、到着するやいなや大将が「食べて、食べて」と次々焼いてくれました。店にはホルモンうどん研究会のメンバーの「ホルモン課長」と息子さんをはじめ6名もの皆さんが集まってくれていて、焼きたてのホルモンうどんを前に一緒にグルグルソング。この店でこの日最後の収録のため、カメラさんも「角度を変えてもう一回お願いします」と何度も撮影。
やっとOKがでた後は、大将が「取材の皆さんも一緒に食べて、飲んで」とさらに次々焼いてくれて、もう満腹・・・となったところで、今度は新作「塩味ホルモンうどん」を出してくれました。この日の夜というか、2時間後には奥津温泉で宴会が待っていると知りながらも、もちろん、カキオコ合唱団メンバーは、生ビール!ホルモンうどんと生ビールの相性は最高でした! |
奥津温泉交流会(前)
奥津温泉交流会(曲の完成後) |
と言うことで、4時過ぎまで、三枝さんでさんざんごちそうになった一行は、一路北へ。約50分で奥津温泉・ことぶき荘に到着。6時半からは、音楽顧問の取りなしで、地元で「鏡野田舎カレー」でまちおこしに取り組む未来奥津(みらくるおくつ)のメンバーと合流して、「交流会」に突入。ひるぜん焼そばの亀山マネージャーも合流。
合唱団メンバーは「お腹いっぱいで、もう食べられん」と言っていたにもかかわらず、目の前でおいしそうなボタン鍋が始まると、飲む飲む、食べる食べる・・・で、宴もたけなわ状態から、グルグルソングの「9番鏡野田舎カレー編」の曲作りワークショップが始まると、合唱団も奥津の皆さんも酔いを忘れて侃々諤々の検討の末に、次の歌詞が完成!
♪奥津温泉美人の湯 足踏み洗濯してみんちゃい 味噌とゴロゴロ里芋ゴボウ これが鏡野田舎カレー グルグルー・・・おかやまB級グルメ旅♪
もちろん、完成後は、何度も「実演」を行い、奥津の夜は楽しくにぎやかに更けました。
で、奥津の皆さんが帰られた後、温泉につかり、ゆっくりしたいところでしたが、なし崩し的に2次会に突入、(予定どおり)「有り金」ならぬ「有り酒」がすべてなくなるまで、飲み尽くした一行でした。
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(2日目)奥津温泉(鏡野町)→たまごかけごはん(美咲町)→笠岡ラーメン(笠岡市)→
おかやまデミカツ丼(岡山市) |
かめっち
JR亀甲駅 |
翌朝、9時過ぎに美咲町たまごかけごはんの「かめっち」へ。すでに店の中は満席。役場の「たまごかけ五班」のメンバー5人も合流してくれて、撮影スタート。真ん中の席にに向かい合わせに12名が座って一気にたまごかけごはんが目の前に並ぶ。炊きたてのごはんにたまごをかけて、湯気が一面に沸き立つ中で、みんなでグルグルソング。
ごはんとたまごというシンプルな組み合わせですが、ご当地素材100%のこだわりの一品。奥津温泉で朝食を食べてから約1時間しかたっていないので、「お腹がいっぱいで食べられない」と言っていたメンバーたちもあっさり完食。
屋外編は美咲町の風景の中で撮影しようということになったのですが、歌の詞にでてくる棚田(全国棚田百選にも選ばれた)は冬なので殺風景だということになり、「一目で美咲町とわかる場所」と言うことで、「JR亀甲(かめのこう)駅」に行くことに。
と言うことで、津山線の行き違い列車が止まっているホームの横で、列車の中のお客さんに怪しまれながら、みんなで並んでグルグルソングをやりました。近くには、亀甲の地名の起源となった「亀の甲岩」がありました。
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カブトガニ博物館
キッチン味々亭
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今度は、岡山県の西の端・笠岡ラーメンへ。笠岡と言えば・・・「カブトガニ」と言うことでの最初の撮影場所は、カブトガニ博物館。この博物館の前は恐竜広場があって、博物館よりも恐竜のほうが人気があるようで、子ども連れがたくさん遊んでいる中、黄色いTシャツを着た我々一行が歩いていくと、子どもたちが不思議そうな顔で見ていました。ここで合唱団メンバーのヤマちゃんと合流。仕事の都合でツアーには参加できませんでしたが、1カ所だけでも参加したいと言うことで出てきてくれました。この日は笠岡ラーメンの応援団体である「ラーメンのまちプロジェクト」の皆さんは食のイベントの真っ最中だったので、こちらの撮影はカキオコ合唱団だけの出演でグルグルソングをやりました。少し離れたところで、子どもたちが(恐る恐る)グルグルーと一緒に踊ってくれました。
その後、シーサイドモールの中にある「キッチン味々亭」さんで、プロジェクトのメンバー4名と合流。イベントを途中で抜け出して駆けつけてくれました。で店の外で、グルグルソングの「猛特訓」。その甲斐あって、大柄なおじさん4名が加わったグルグルソング「笠岡ラーメン編」はなかなかの迫力ある仕上がりになったと思います。店の中でも8名が鶏肉のチャーシューが入った笠岡ラーメンを目の前にしてグルグルソング。一番にラーメンが届いていた私は、撮影よりもラーメンが伸びてしまうことを心配していました。 |
味司 野村(カツ丼の野村)
岡山後楽園 |
2日間のツアーの締めくくりは、県都岡山。と言うことで岡山市に急ぎ帰ったのですが、道路が渋滞していて予定時刻を30分以上オーバー。おかやまデミカツ丼応援隊のメンバー5名(本当は付き添いのお父さん1名の計6名)と、岡山では「カツ丼の野村」と言えば誰もが知っている「味司 野村」さんで合流。
有名店だけに、我々のこんなグルグルソングに協力してもらえるのか心配していましたが、女性店主さんが全面的に協力してくださり大変助かりました。応援隊の出演者は、女性(お母さん)2名と子ども3名で、他の団体とは違ったメンバー構成でしたが、ちょうど歌の最後でもあり、子どもたちの出演で、PVに新しい味わいが加わったように思います。店内の撮影は、グルグルソングと食べる場面でしたが、日没時刻と子どもたちが完食するのとの「競争」で少しハラハラしました。
というのも屋外のロケ地を県庁のS氏が岡山と言えば後楽園がいいだろうと言うことで、後楽園と交渉してくれて、5時半までという約束で入らせてもらうことになっていました。一行は日没時刻が迫る中で後楽園に到着。「完全貸し切り状態」の中で、沢の池と唯心山、岡山城を背景に、2日間のツアー締めくくりのグルグルソングを撮影。そして、最後の最後の撮影の最中に、日が暮れていくという、何とも劇的なラストシーンで、今回のツアーが終了しました。 |
でもまだ撮影は終わっていません。
「日生カキオコ」編は、翌週の2月27日の「日生カキ祭り」の日に撮影しました。 |
B−1用カキオコ試作販売
みなとが見える丘公園
お好み焼き ほり |
グルグルソングでは、「最初は日生から行ってみよう!」で始まるのですが、PV撮影では仕上げが日生ということになりました。
この日、日生はカキ祭り。前日までの天気予報は「雨」。しかし、カキオコ研究会が誇る「晴れ女四天王」をずらりと顔を揃えたため、朝から晴れました。カキ祭りでは、姫路B−1グランプリ出展に向けて「B−1用カキオコ」の試作販売をしましたが、ボランティアとして、我々の知り合いも数名日生に来てくれました。PV撮影は2週連続になるため、合唱団メンバーも都合がつく人が少なかったので、ボランティアに来てくれた人たちにもグルグルソングPVに出演してもらうことに。カキ祭りが終わる30分ほど前にはお客が減り始めたので、我々一行はカキオコ屋台から抜けて撮影クルーと合流。「日生らしい風景」と言うことで、日生諸島が見渡せる「みなとが見える丘公園」へ。
「幸せの鐘」の前で、さあ撮影と言うことになりましたが、まだちょっと少ない・・・と、そこに若いカップルが。で、「すみません〜ちょっと手伝ってもらえませんか・・・」と言うことで、急遽出演が決まったのが、左上の写真の両側で「のぼり旗」を持ってくれている二人です。と言うことで、丘の上でグルグルソング。若人2名の飛び入りで、華やかなPV冒頭部分が撮れました。
その後、カキオコを食べながら撮影ということで、この日カキオコ試作販売に協力をしてくれていた「ほり」さんのお店に。カキオコシーズン終盤のかき入れ時にもかかわらず、お店を休業してくれていたのですが、さらに我々の無理を快く引き受けてくれて、カキオコを焼いてくれているところでグルグルソング。もちろん、丘の上で出会った二人も「連行」されて、出演してくれました。みんなでおいしくカキオコを食べるシーンも撮影し、今回のグルグルツアーは本当に終了しました。
左下の写真は、最後の記念撮影。合唱団+ボランティア+撮影クルー+県庁Sさんです。 |